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この後、主人公と萌太の死闘開始です。氷帝メンバーはおびえて隅でガタブルしてるだけですので、割愛。
なんとか主人公は萌太と戦いを展開しますが、なにかの拍子に怯み、萌太のデスサイズ(カタカナ表記のほうが好き)で顔面をざっくりやられます。血がわっと飛び散って、氷帝の誰かにかかって「うわぁ!」ってなったりするのですがどうでもいい話。
顔面を斬られた主人公は紙一重で避けたものの、右額から頬にかけて縦にざっくりやられて、右眼負傷。あぁあ!と痛みによって悶えますが、すぐさま再び戦闘態勢に。
なんとか萌太に一矢報いて「参った」と言わせますが、その時点で右眼負傷と同時に右腕損失。血まみれ萌太よりヤバそうな感じに傷つけられましたが、なんとか勝利。そして失血により朦朧としながらも、左手に長刀、口に短刀を咥え、氷帝メンバーの首をはねようとゆらりと幽鬼のように近づきます。
そこで、屋上の扉が「やめて!」の声と同時にばーんと開いて、ことの発端であるいじめられっ子の氏神のお嬢、虐めの主犯である為乃宮のお嬢が登場。「私、転校します!」辛いことがあった氷帝を去り、他のところでまた落ち着いた暮らしをするそうです。「氷帝の人たちを、許します。だからこんなことはやめて!!」依頼主である氏神のお嬢の言うことなので、主人公しぶしぶ引き下がります。
右目と右腕を失っていますので、まさに骨折り損のくたびれ儲け!まったくもって貧乏くじひかされちまいました、主人公。石凪の萌太坊は、とりあえず仕事達成したので、その場を去ろうとしますが負傷により、救急車が呼ばれるまで待機。ちなみに、石凪調査室に調査を頼んだのは氏神のお嬢。最近不穏なことが起こっているので、調べて、不吉が起こっているのなら止めてくれ、と依頼したのですね。親は娘を苛めた輩を殺せ、娘は周りで起こっていることを止めてくれ、とそれぞれ依頼。まったくもってはた迷惑な親子ですね。ぼろぼろにされた主人公と萌太はかなりの迷惑です。そして大怪我してる主人公と萌太を見て氏神が救急車を呼ぼうとしますが、裏世界なので救急車は呼ばれることがなく・・・。両家怪我してぼろぼろの体(しつこい)を引きずって帰りました。
ちなみに萌太は石凪の他の死神が、主人公は薄野部隊が迎えに来ました。その後の話、為乃宮のお嬢は死にます。もちろん正義の名の下に主人公がきっちり処分いたしました。諸悪の根源だけは許せなんだらしいです。そして見せしめがてら、氷帝メンツの誰かも忽然と姿を消します。
めでたしめでたし、ちゃんちゃん!
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