「な、ん、で、こんな一般の学校に呪い名がいるんだよ!聞いてねーっつの!!」

「ぎゃはっ、殺し名が普通の学校に通ってた事実もあるしぃぃ?」

「そんなことより、どーするよ。呪い名だぞ」

「んー、この天才殺し屋出夢くんならぁ?呪い名なんてどってことないけどぉー?可愛い可愛いひっつーが死んだらいやだしぃ?」

「ひっつーって誰だよ」

「でも、流石の天才奇術のスーパーアイドル出夢くんでも?ひっつん守りながらで戦える相手じゃないしぃ?呪い名でも奇野だし?」

「うっせぇな。お前だって奇野相手に太刀打ちできんのかよ」

「とりま、俺らの目標はこの学校に逃げ込んだあいつを殺すだけじゃん?」

「あ、話しそらしやがった!お前だって考えなしじゃねーか!!」

「ひっつーそんなうるさいとべろちゅー希望者としてお口ふさいでやろーか、ぎゃはは!!」

「んだよー、都合悪いと力技使いやがってよー」

「つまり、さっさと殺して帰るかってことだよ、出夢くんかしこーい!」