完全にもしも、の話です。
いずれ本編でもっとちゃんとした話を書く予定でいます。

私の出来心で書いたギャグです。
お遊びです。
シリアスでまともで真面目な展開をお望みの方はお帰りください。

まともな話じゃありません。





本当に宜しいですか?
では、どうぞ。













「「 あ 」」



出会いは本当に偶然だった。
もしかしたら必然だったのかもしれないけれど、
互いに必然であることを否定したいのでここは偶然と言う事にしておく。



「なーに、王子の知り合い?」

「お前の知り合いか?」



シメントリー、左右対称な二人子供の後ろから出てきたアンシメントリーな大人二人。
こちらの二人は互いに面識がないようで、己が連れに誰かと訊ねる。



、こいつッ    「あー!この子、ベルだ、ベルでしょ!」



ねぇ、そうでしょ?と聊か興奮した様子では一緒に居た王子に聞いた。
王子は言葉を遮られた事、の能天気さ、目の前の弟に対する憎しみ、様々なものに対し苛立っていた。
なのでの言葉に返事を返す事もなく、ただひたすら目の前の弟、ベルフェゴールに刺々しい視線を送り続ける。



「・・・あれ、なんでお前がここにいんの?XANXUSこいつ、オレが昔殺した奴」



ベルは大して驚いた様子もなく、ただ出会った相手が誰かを一緒に居たボスであるXANXUSに伝えた。
XANXUSはベルと同じ顔の人物よりも、その連れに目がいった。
バンボラ、と噂されている人物ではなかろうか。
最悪の殺人鬼とこんな昼間に会えるとは、XANXUSは想像もしていなかった。



「わぁ、ホントに同じ顔。ねぇねぇ、ちょっと横に並んでみてよ・・・あはっ、見分けつかなーい!!」

「「ちょっと、こんな奴と一緒にしないでくれる?」」

「あはははは!言う事まで一緒!」



けたけたと笑うに業を煮やしたのか、王子は隣に居る己が分身に掴み掛かった。
例えに酷い憤りを感じようとも、彼に手を出してはいけない事を十分に理解しての行動だった。
それに、元はといえばベルが王子の前なんかに現れるからこのような事になったのだ。
よって、すべては横に居るベルが悪い。
王子はそう思った。
元より殺したいと願っていた相手だ。
是を気に、殺してしまってもいいのではないか、と思う。



「俺の部下に何をするつもりだ?」

「あんたのなの?まぁどーでもいいや。それ、オレに殺させて」

「ヴァリアーのボス、XANXUSだ」

「へぇ、どーでもいいけど」



その言葉にかちんときたXANXUS。
基本的にいつも上からものを言う立場だったので、ぞんざいに扱われる事に腹が立つ。



「あんた、あの死に損ないとどんな関係?」

「んー、パパン?ボス?そんな感じ」

「なんか弱そうだよねー」



XANXUS同様、かちんと固まる
当然ながらこのような悪態を言われた事はない。



「ちょっと、XANXUS。ちゃんと子育てしてる?すっごい口悪いよ、この子」

「お前の方こそどうなんだよ、バンボラ。人に対する敬意がまるでなってないぞ」



互いにイライラした視線の先で、同じ顔の二人は口論している。



「つーか、お前も趣味悪いよね。なに、あの頭に羽つけて傷だらけの人」

「そーゆーお前だって、実は面食いだったんじゃねーの?」


「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」


「うちのXANXUSさまなんて、ボンゴレ最強の暗殺部隊のボスなんだぞ」

「ふん、なんてインペラトーレのボスなんだから」



あのボンゴレ9代目の息子なんだぞ、XANXUSさまは!

バンボラって異名を持つすごい奴なんだぞ、は!



二人の言い争いに、とXANXUSは再び固まった。
いつのまにか口論は互いのボスの自慢話に変わっていた。
しかも、胸倉をつかみ合うまでに至っている。



「あー、なんてーか、なんて言ったらいいの?」

「・・・うちのベルが失礼したな」

「うち王子も、大人気なくてごめんね」



二人の子供の言い争いを見ながら、保護者二人は何か通じるものが出来た。



「「ちょっと、何のん気に話してんのさ!!」」



案外、因果関係があっても、兄弟と言う事もあって気が合うのかもしれない。







2007 02 24


(ランキング参加中、クリックしてくださると嬉しいです)