「・・・」
「んー?行きたいー?」
「殺してい?」
「んとね、んー、ベルも欲しいんだけどなー・・・」
「なんで。オレがいるじゃん」
「同じの2つ揃えたいの」
「いらない。オレがいる。オレがいたらそれでいいだろ?」
「んー」
「もう!寝ぼけてないでちゃんと聞けよ!!」
「だってぇー、夜だしー、時差ぼけー。ま、いいよ。好きにしといでー」
王子に襟首をつかまれがくがくと揺さぶられながらも、眠そうにしている。
しかし、寝ぼけながらも王子にGOサインを出した。
それだけ聞ければ満足だ。
後は何もいらない。
止められても止まらない。
やっとこの時がきた。
憎い憎い弟を殺すとき。
長年待ち望んだ瞬間がきた。
「首、持って帰るから楽しみにしてなよ。ふふ」
「いってらっしゃーい」
深夜、並盛中学校。
ここで嵐のリングの戦いが行われている。
ヴァリアー、ベルフェゴールvsボンゴレ、獄寺隼人
ベルフェゴールは王子の弟。
王子の恨めしい半身。
過去王子を殺した血の繋がった実の弟。
積年の怨みが今、晴らされようとしている。
「決戦は見に行かれないので?」
「やぁ、もぉねるぅー」
「車を回してきます」
「んー・・・」
保護者であり王子のボスであるは、半ば眠りかけていた。
2007 02 17
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