「アイカワ」

「ん?」

「愛してるよ」

「あたしも愛してんぜ」



そして二人は別れ、二度と会わないことを誓った。
一緒にいると、自分の世界を捨てて仲間を措いてでも求めてしまう。
二人は近すぎた。
他人というよりは恋人で、友人というよりは敵で、家族というよりは自分自身。
最たる強さを持つ極端に位置する二人は、出会わない方が良かったのかもしれない。







(僕らは未来を掴んだ)
2008 04 26
 

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