
お子さま行進曲
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「チェェストオオオオオオオ!!!!」 「いっでぇ!!!何しやがんだ、サユキ嬢!?」 「マルコのバカっ!もう知らないっ!!」 信じられない! いくら将来嫁だからって、源氏物語だからって、ロリだからって、やって許されることと許されないことと、私が許さないことがあるでしょう!!! と、サユキはどこぞのお姉ちゃんよろしく、ぷりぷり怒っていた。 一方廊下を歩いていたら突然後ろから蹴られたマルコは、理由もわからず床につぶれている。 目の前に移るのは床と、サユキの白い足。 しっとりと濡れているそれをみて、風呂あがりか、と見当違いの考察をしてしまう程度には混乱していた。 「お?マルコゆかでねてる?」 「コトリちゃん、もう大丈夫。変態ロリコンは成敗した」 「ろりー?」 最後にもう一度マルコの頭をぎゅっと踏んでから、サユキはひょいとを抱き上げる。 「このパイナップルのことだよ。まったく、どれだけ変態なの」 「マルコへんたい?」 「変態ロリコン」 「へんたいろりこん!」 なんだか自分の預かり知らぬところでものすごく貶されている。 身に覚えのないことで酷いことを言われている。 未だサユキの足が頭の上にあるので、顔をあげることができないが、耳は正常に機能しているのでそれだけはわかる。 いったいこのお嬢は何を勘違いしてるんだ。 そして誰がロリコンだ、変態だ。 「あ、マルコ!きーてきーて、サユキといっしょにおふろはいった!やわらかかった!!」 「いやん、コトリちゃんったら大胆なんだから!」 「いろいろあらってもらった!マルコよりてーねいだった!」 が嬉しそうに言った瞬間、場の空気がひゅっと凍った。 マルコの頭を踏む足に力が入って、マルコの長いけど高くはない鼻がつぶれる。 「将来の嫁だからって、幼女をすっぽんぽんに剥いた揚句生肌触っちゃってんの?」 私でさえちょぴっと遠慮したのに!という台詞は本人の為にも聞こえなかったことにして、サユキの不機嫌の理由はそれか! ここにきてようやく謎が解けた。 あれだ、サユキは自分とが一緒に風呂に入ったことを言っているんだ。 昔と言ってもわりかし最近のこと、が白ひげにやって来た当初男か女かよくわからないうちに風呂に入れたら女だったというあれだ。 あれはでも不可抗力の事故みたいなものだろう。 まぁ見てしまったのはがっつり見てしまったし、身体を洗うために触ってしまったのも認めよう。 でも、だけど、あれはどう考えても事故であってやましい気持ちは一切なかった!! ぐぐぐ、と頑張ってサユキの足に負けず起きあがろうとするが、起きあがれない。 ちくしょう、あのほっそい足のどこにこんな力があるって言うんだ。 「サユキ、マルコいじめちゃだめー」 ぴょいとサユキの腕から降りたは、マルコの背中に乗っかった。 未だ床ににつぶれているマルコと、その頭を踏みつけるサユキと、背中に乗っかる。 言ってることと行動が矛盾しているというツッコミは、大人二人の胸の中にしまわれた。 「それにね、ちがうよ?」 「ん?」 「、しょーらいはおやじとけっこんするんだよ!」 サユキは足の下でマルコが脱力したのを感じた。 あれだけ露骨なのに、まさか相手にもされていないなんて! 「マルコ、訂正するわ。あんたロリコンの苦労人ね…」 「そう思うならさっさと足をどけろよい」 □ にょてさんのお話に続いた感じになってしまいました。お先ににょてさんのお話をどうぞ!→ にょてさん宅 2010/10/26 |