お子さま行進曲



「オヤジ、お疲れ様っ!」

「なぁに、大したことねぇさ。偶にはうごかねぇとな」

「それがエース?」

「そうだ。なかなかどうしておもしれぇガキだ」


各自戦闘を終え、モビー・ディック号に引き上げていた。
今回の目的であり、最大の戦利品であるエースを抱えた白ひげに、は近づく。
白ひげに俵担ぎされたエースは小さい。
白ひげと普通の人間を比べたら小さいのは当たり前なのだが、それでも、エースがと歳の近い子供だということで小さく見えた。
それがには嬉しかった。


「うへへ、新しい家族だねっ!」

「そうだな」

「エースかぁ、エース。エースねっ!覚えたっ!!」


最初はエースの加入に否定的だったが、いざその時を迎えて見ると自然、笑顔がこぼれた。
自分と歳の近い仲間が増えるのが新鮮だ。
これから一緒に航海をすると思うと、心が躍る。
歳の離れた船員は好きだ。
でも、歳の近い子供と一緒に遊ぶのも楽しいと思う。
にこにこと至極嬉しそうなを見て、エドワードはぽんとの頭に手を置いた。


「この新人、お前が面倒みるか?」


ぱっと弾かれたようにが顔をあげる。
エドワードが太陽を背に、いたずらっぽい笑みを浮かべていた。


「歳の近いお前が適任だろ。どうだ、新人教育やってみるか」

「や、やるっ!!」

「手ぇかかるぞ」

「だ、だいじょうぶ!!、ちゃんとお世話するっ!!」

「殴られるかもしんねぇなぁ。能力者だしよぉ」

「殴り返すし、お仕置きとしつけもちゃんとするっ!いざとなったら海へ投げる!!」


目を輝かせ、必死なにエドワードは更に頬のしわを深くする。


「よし、エースを任せたぞ」

「あいっ!!」







  
これからよろしくね、エースっ!!のおとーとっ!
2010/10/21