お子さま行進曲



…」

「なにー?」

「( 俺が何をしたって言うんだ… )」


マルコは眉間にしわを寄せて、腕を組んで、口をへの字に曲げて、不機嫌ですと言うオーラを隠すことなく発散していた。
対するはまさか自分が不機嫌の理由であるとも思わず、いつも通りへらへらしている。
間に挟まれた…というか、どう考えても巻き込まれた被害者なのに、エースはマルコの不機嫌オーラの8割以上向けられている。


「何やってんだよい」

「なんも?」

「わかった、お前降りろ。ほら、マルコだって火だろ」

「やー。エースのがあったかいもん」


ぎゅーっとくっついてくるに、向けられる圧力が増すのを感じるエース。
最近のは、寒いとエースにくっついている。今も背中にべったり、おんぶ状態。
エースもエースでを背負ったまま船内を歩きまわるものだから、がついにマルコ離れをした!という噂も飛び交うほど、エースにくっつきっぱなし。
マルコの機嫌がここ最近急転直下しているのを、エースは知っている。
けれどもは一向にエースから離れようとしないし、マルコの機嫌なんか知ったこっちゃないと言わんばかりの態度だ。
間に挟まれるエースはたまったもんじゃない。
ぎろっとこちらを睨んでくるマルコは、なんていうかもう、かなり怖いところまできている。
違う、どう考えても俺は悪くないと思うエースだが、マルコの矛先はエースに向かっていた。


「離れろ」

「いーやぁー」

、マルコも炎だろ!!マルコにしとけ!」

「だってなんかマルコの炎は違うもん!エースのがあったかいもん!!」


やめて、これ以上火に油をそそがないで!!と、エース内心涙目。
背中におぶさっているが、更にぎゅーっとくっついてくる。
いい加減首が苦しい。でも、無理やり引き剥がせないのもエースだ。


「離れろっつってんだろい!」

「嫌だつってんでしょ、マルコのばかっ!!」

「ぐえっ」


強行手段、引き剥がしにかかったマルコと、離れまいと必死な
自然、首の締まる結果になったエースは、早く冬島を抜けろと切に願ったそうな。







結局こうなる(笑
2010/12/08