美女と野獣
ア     イ     ド     ル     と     海     賊







「暇つぶし?歌って踊ればいいじゃない!!」



その一言で動かされる大人が、一人だけいた。
数日後、幸か不幸か集まっていた七武海(ドフラミンゴ・クロコダイル)の前で披露される。



♪♪♪



「貴方はどうして遠くに行ってしまうの♪」

「心はいつでも君の傍に♪」

「心の窓はいつでもオープン、貴方だけが出入り自由♪」

「君だけが♪」

「貴方だけが♪」



「「 私の思う人♪ 」」



ポップな曲調、その割に激しいダンス。最後は熱い抱擁。
音楽がフェードアウトするよりも早く、クロコダイルは部屋を出ていった。
ドフラミンゴはサングラスの所為で仔細な表情は伺えないが、とりあえず動かない。
歌い終え踊り終え、軽く汗をかいている一人と女は満足げだった。



「うん、付け焼刃にしたら上出来だよ。まだまだだけどね!でも、無表情は頂けないなァ」

「歌って踊るということは、予想外に体力を使うな」

「そうだよ、アイドルは体力勝負でもあるんだ」



ミホークは良い暇つぶしになったと汗をぬぐい、は良い素材を見つけたと喜んだ。
実は途中から見ていたティーチに褒められ、ますます気を良くしただった。





2011/02/14