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「やおびくに?」
「人魚の肉を食ろうた不老不死の人間だそうだ」
「あら、わたし以外にもそんな方がいらっしゃるのね」
屍で築き上げた玉座。
第六天魔王織田信長は目の前で蘭丸とあやとりをして遊んでいるを見た。
不老不死の美しい娘、。
不老不死、魔王でさえ未だ手にしていない魅惑の力。
「うぬは人魚を食ろうたわけではないのか」
「どうだったかしら、お魚はよく食べたけれど、人魚は覚えていないわ」
蘭丸があやとりの糸をとり損ね、負けたー!と悔しがっている。
は勝った事が嬉しいのか、蘭丸がおもしろいのかころころ笑っている。
屍の玉座、血で贖われた王という地位、望むものはこの世のすべて。
そのためには人間という器は脆すぎる。
「人魚の肉は、不老長寿の妙薬となるそうだぞ」
2011/12/11
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