お子さま行進曲



「むにー」

「おい、何やってんだ」

「ルフィひっぱってる!」


あくびを一つして目の前を見たら、肌色の直線が引かれていた。
その先にはがいて反対側をたどれば、なるほど、長く伸びているそれはルフィの腕だった。
こちらに気付いたルフィが手を振って笑っている。
ゾロはまたに視線を戻し、疑問を口にした。


「何やってんだ」

「ルフィひっぱって 「だからそりゃさっき聞いたっつの」 もさっきいった。ゾロはしょうがないなぁ?」

「テメェ…。ルフィ引っ張ってどうすんだ」

「どこまでのびるかがんばってる!」


何というか、ルフィの手を肩に担いで歩くは楽しそうだが、これのいったいどこが楽しいのか。
周囲を見ればロビンがニコニコしながらこちらの様子を見ている。
もうかなり長く伸びたルフィの腕は、いつ慣性の法則にしたがって元の長さに戻ってもおかしくはない。
現に、の腕にはかなり力が入っていて、前へ進む足も遅々としている。
また一歩足を前に進めようと片足をあげた瞬間。


「「 あ 」」


ゴムの力に、が負けた。
どこからともなく、くすくすという笑い声が聞こえた。






  
2010/12/21