「そういやお前、この前なんかおかしくなかったか?」
「あ、気付いた?気付いてくれた?えへへ」
いや、あん時は必死だったから気にしてる余裕がなかったけど、今思い返すとなんかめちゃ変じゃなかったか?
例えば・・・。
「なんで立海の制服着てたんだよ。いつも着てる服はどーした」
「えへへ!だって学校に行くんだよ?それなりの格好しなきゃだめかと思って!」
「いや、お前普段から俺について学校来てんじゃん。私服で」
ついてくんな、っつっても憑いて来るじゃねーか。
それともあれか?そん時の気分って奴か?
これだから女は・・・。
「なんてゆーのかなぁ、いつもは赤也について学校に行ってるけど、今回はちゃんと学校に行ったって感じ?あ!ほら、赤也も部活に行く時はジャージで学校行くでしょ?けど、登校するときはちゃんと制服を着る。そんな感じ!ま、たまには制服着てみたかったからってゆーのもあるけどね!!」
・・・やっぱ、その時の気分か。
でも、違和感はそんだけじゃなかったんだよ。
あ。
「なんであん時だけ、センパイがお前の姿見えたんだ?」
「え、そりゃあそこだからだよ。あそこは彼の世と此の世の間。あそこは普段見えないものが見えるようになる場所。簡単に言えば、幽霊やお化けの世界だね!だから、同じ幽霊のわたしも見えるようになったんだよ!」
「つーことは、身体もあった?」
「うんっ!」
「だからお前、走って息切れしたり、抱きついてきた時重かったりしたのか」
「・・・!お、重かった!?赤也、わたし、重かった!?」
は?
なにそんな泣きそうな顔してんだよ。
俺なんか言ったか?
つーか、こいつもちゃんとした人間だったんだなぁ。
いつもはどんだけ走ってもけろっとしてるくせに、どんだけのっかってきても重さも肌の感触もねーくせに。
あ、他にもあった。
「なぁ、あん時お前、ちっこくなかったか?」
「・・・・・・うん。わたし、おっきくなったりちっちゃくなったりできるから・・中学校に行くならそれくらいの歳になんなきゃ、と思って・・・」
「はぁ!?なんだよ、それ!初めて聞いたし!!」
「いつもは適当な歳だけど、あの時は中学生くらいになってたの・・・。だから、いつもよりちっちゃかった・・・・・・・・・・・・・・・」
こいつ・・・。
そういやいつもは高校生くらいの見た目だもんな。だからか。
なんか、聞けばまだまだ秘密がありそうだな。
つか、なんで落ち込んでんだ?
「赤也ぁ・・・」
「なんだ?」
「ゆーれいって、どーやったら、ダイエットできるのかなぁ?」
お前、何言ってんだ?
2007 12 13
←39! ↑ →41!