「そういえば赤也。彼女にもう一度会えない?」



は?
どーしたんっスか、幸村ぶちょー。
まさか惚れたとかそんなんじゃねーっスよね?
それだけは、ぜーったいに止めといたほうがいいっス!!!
俺、これだけははっきり言えます!



「彼女、以前どこかで会ったような気がするんだ」



は?
いや、まぁ俺の考えよか全然マシな言葉だけどよ。
いったいどーゆーこったよ。
はい、説明。



「いやぁ、説明って言われても・・・。覚えてない?」

「じゃ、部長とはあの時が初対面なわけ?」

「んー、でも、言われて見れば会った事あるような気がするなぁ」



部活ん時見たんじゃねーの?
って言いかけて、そうだ、こいつがひっついて来るようになった時は、まだ部長入院してたんだ。
んでそのあと退院して、こいつは丁度寝てて・・・じゃあマジで会ってねーのか。



「会ったとしたら、赤也と会う前、かな?」

「その頃は部長入院してたんだぜ?お前ずっと立海にいたんだろ?」

「うーん、うーん、それでも、会った事あるようなないような、うーん」



はっきりしねぇ奴だな。



「ごめーん、やっぱ思い出せないや!ホントごめんね、赤也っ!!」



いや、なんとなく予想できてたし。
そんなわけで。



「すみません、部長。あいつと会わせられそうにないっス。でも、あいつは部長のこと知らないって言ってました」














そう、だったらいいんだ。つって、部長は安心したように笑った。・・・お前、もし会ってたら絶対なんか悪さしただろ。部長には手ぇ出すなよ。
2007 12 13
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