「なぁ、最近の切原変じゃね?」

「そーかぁ?別にいつもどおりじゃね?」

「いーや、変だって!だって最近やたら独り言増えたじゃねーか!」

「…いや、俺知らねぇし。まぁ、確かにぶつくさ言ってるような気もせんでもないが」

「なんかアホだったのに微妙に勉強できるようになってっし!」

「単に勉強しただけじゃね?」 

「キれると赤目になっし!」

「そりゃ今更だ。テニス部でも有名な話だぞ」



「つーかなに、お前さり気に切原ファンなわけ?なんでそんなに詳しいんだよ」

「それはおいといて」



「どーよ、切原変じゃね!?」

「思春期の少年の行動ってわかんねーからなぁ」

「おまっ!この異常行動を思春期の一言で済ますのか!」

「どっちかっつーと、お前のが異常行動だ」

「お前それでも俺の友達か!?」

「残念ながら」



「つーかさ、テニス部って意外と変人多いよな」

「そうか?切原がおかしくなったのは最近だぞ?」

「お前の頭の中は切原のことだけか!いやー、なんか女子はやいのやいの騒いでっけどさ、ぶっちゃけあそこは変人の巣窟だと思うわけよ」

「ほー?」

「まず副部の真田だろー、あの老け顔ありえねぇ。しかも皇帝ってなんだよ、誰がつけたんだよそんな通り名」

「なんかテニスがめっちゃ強いからそんな名前がついたらしいぞ」

「柳は、あいつ、目見えてんのか?」

「それはちょっとした疑問だな」

「仁王は詐欺師だのペテン師だの、ぶっちゃけ関わり合いになりたくない異名だろー」

「ついでにどこの生まれだか知りたいな」

「柳生は…紳士?」

「聞かれてもしらねーよ」

「丸井はまぁ、普通じゃね?あ、いや、天才的妙技ってなんだよ。天才なのに微妙なのかよ!」

「いや、妙技ってのは素晴らしい技って意味だぞ?お前実は馬鹿だろ」

「桑原は四つの肺を持つ男って!お前は牛なのかよ!」

「そろそろ人外になってきたな」

「まぁ、切原は赤目になるというだけでまだマシなのかもしれん」

「はぁ!?切原こそ変だろ!」

「お前切原のことになると微妙に食いつくな」



「あれ、つか部長の幸村は?」

「あの人について多くは語るまい…」



「そーゆーわけで、テニス部は総じて変だと思うんだが、どうだ?」

「女子って変人好きなのか?」

「だよなー、なんであいつらがあんなモテんだろ。やっぱ顔か?顔なのか?」

「彼女ほしー!」

「激同意」



「あ、そういやUFO研の話しってっか?」

「げー、うちにそんな怪しげな部が存在したんだ?」

「それがあるんだって!」

「どんな根暗集団だ。やっぱりUFO召喚したりすんのか…?」

「いや、そこまでは俺も知らん。そのUFO研が、切原を狙ってるらしいのよ!」

「はぁ!?マジで!」



「マジマジ!俺UFO研の友達に聞いたもん!!」

「そっちもマジで!?おま…、顔広いなぁ」



「最近のUFO研の話だと、切原の独り言は宇宙と交信してるらしい」

「なんつーか、突飛な話だなぁ」

「勉強できるようになったのは、宇宙人が外科手術を行ったからだ」

「あー、連れ去られて勝手に手術されるやつな」

「赤目になるのは、あいつが月ウサギだからだ!」

「ありえねぇよ!なんだよ兎って!!」

「俺もそうなんじゃないかと疑っている!」

「お前病院行けよ!!」

「そして実は俺もUFO研だ!」

「俺お前の友達やめてぇ!!」














ねーぇ、赤也。あそこにいる人たち赤也のこと話してるよ。え?何話してるかって?赤也が実は宇宙人でウサギって話!
2008 07 05
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