「ねぇ、ムクロ。マフィアに飼われるのは屈辱だろうけど、ボクに飼われるのは幸せなことだよ」



の言葉に返事はない。
けれど、は気にせず話す。



「大丈夫、きっと由紗が面倒見てくれるし、王子がいい遊び相手になるよ」

「そうだ、部屋を一部屋用意させよう。ムクロの部屋だよ、好きに使いな」

「ふふ、きっとボクたち気が合うよ。これからよろしくね、ムクロ」



片目に六の文字を刻んだ孔雀は、ぱたりとその長く美しい尾羽を振った。







2008 04 13
 

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