「ダメ」



はキッパリと言い放つ。
微塵の迷いもなく、欠片の懸念もなく、刹那の躊躇もない。
それは断固たる意思で、揺るがぬ信念で、
それが数多の答えの唯一の必然だと言わんばかりに、きっぱりと言った。



「確かにキシシキの家族も素敵かもしれない」

「けど、ボクはドン・インペラトーレ」

「インペラトーレのパパンなの」

「ボクのファミリーは、ボクがいなくちゃ始まらない」

「ボクがいなかったら、インペラトーレはなくなっちゃう」



「それは、絶対にダメ」






(我々の終焉の地)
2007 08 11

  

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