お子さま行進曲



「さて本番マルコだ」

「マルコ!」

「肉まん食ってないな?」

「うー、冷めた。あったかいうちに食べたかった…」

「あ!に胸があると思ったら、肉まんなんて詰めてやがったのか!」



三人してわちゃわちゃとマルコの部屋まで移動する。
先程まで怒っていたサッチも、自分がイタズラを仕掛ける側になると途端乗り気になるものだから、あまりイゾウを怒れたものではない。
道中イゾウの部屋に寄って、サッチに乱された身だしなみや化粧を整え、いざマルコの元へ。



(しかしよォ、このをマルコにけしかけて大丈夫なんか?)

(あァ?大丈夫って、なにがだ)

(マジで襲いかねねェぞ、マルコは)

(お前だってマジで襲っただろうが)

(思い出させんな)

(ま、どんな状況になろうが俺が止めてやるさ)



どうだろなァ、と思うサッチ。
他の隊員よりは若干マルコと距離が近いと思うサッチだが、マルコの考える事はわかりやすいようでわかりづらい。
というよりも、稀に常識をぶった切った行動をするので、常識で考えてはいけないのがマルコだ。
普通ならこうする、とか、常識で考えたらそれはしない、が一切通じていないときがある。
今回はそれがどう転ぶか。
なんやかんやでを可愛がっているイゾウなので、いざとなれば、それこそなんとかしてみせるだろうが、相手はマルコだ。
隊長同士のマジバトル、禁止だったよなァ、なんて先の展開を予想しつつ、成り行きを見守った。






 
イゾウも主人公がお気に入りです。
2018/03/07