お子さま行進曲



うぢゅー、とがマルコの肩口に蛭よろしく吸いついていた。
両手をマルコの肩に置き、対面からべったりとぴったりと抱きついて、ベットに腰かけている。
は一度口を離して吸っていた部分を見るが、綺麗な肩口に納得がいかないのかぺろっと唇を湿らせてから、もう一度うぢゅっと吸いつく。

何をするでもなくを受け止めるだけのマルコは、正直随分と手持無沙汰だ。
普段は自分がイチニアシブをとって好き勝手していたので、こうしていざが主導権を握るとなるとどうしたらいいかわからなくなる。
キスマークをつけようと必死になっているにちょっかいを出しても無視されるし、おとなしくの気が済むのを待つか。
することが何もなくって、ぼんやりと天井を眺めた。



「ついたような、つかないような…むむぅ」

「ぼちぼち諦めるか?」

「んー、でもマルコものじゃん?」

「そうだな」



だからのってつける!
にっこりと言い切られて悪い気がしないあたり、自分はに惚れこんでいるなとマルコは苦笑した。
お互いがお互いのものと言い切れる関係がこんなにも嬉しいなんて。
そう言ってくれるが好きだし、肯ける自分も昔より気に入っている。



「できた!これではマルコのだし、マルコはの!」



いひっと嬉しそうに笑う姿に、気づけばマルコも笑っていた。







  
2017/09/27