■詐欺師、ペテン師、マイペース
「魔女っ子参上、どうぞよしなに」
ぴきゅりーん☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さて、とっとと帰るとするかの。
はぁ、いくら幸村が入院中やっつっても、真田があそこまで威張り散らすことはなかろう。
部活も激しくすりゃーえーっちゅーもんでもなかろうに。
「魔女っ子です、貴方の願いを叶えるためにやってきました」
今日は帰ったら・・・あー、姉貴がおる日か。
めんどくさいのぅ。
「そこの貴方ですよ。 なんでも願い事を一つ叶えて差し上げましょう」
夕飯はなんじゃろ。
今日は疲れとーきに、焼肉なんかがえぇのう。
「・・・・・・白髪ちょろ毛で口元にホクロがあるそこの貴方、いい加減わたくしの存在を認めてくださいません?」
・・・なんじゃ、この黒い帽子をかぶって黒いマントを羽織ってセーラー服を着てステッキを持ったお嬢さんは、俺に話しかけよったんか。
気付かんかったぜよ。
「俺に何かよーか?」
「散々人を無視しておいて、今始めて存在に気付いた、みたいな言い方はよしてくださいません? かなりわざとらしいですよ。 ・・・ま、こんなことを言っていても始まりませんね。 先ほども言ったように、貴方の願いを1つ、叶えて差し上げます。 なんでも願いをどうぞ」
「ほいじゃ、今日はゆっくりすごしたいきに、頼むわ」
「散々引っ張ったくせに、なんだかしょぼい願い事ですね。 まぁいいでしょう、人間平凡が1番です」
リリカル トカレフ キル ゼム オール
「それではわたくしはこれにて。 今度からはさっさと認めたくないものも認めたほうが良いですよ」
・・・今日は、まぁ、これでえーとして。
明日も練習厳しーんじゃろーな。
仁王雅治 2007 12 17