走る俺たちを追ってきたのは、意外や意外、メリーさんでも女の子でもなくて、人体模型だった。
普段はプラスチックの模型の内臓が、本物みてーにリアルに動いてる。
気持ち悪ぃ。つーか不気味だ。
あれでよく走れんな!!やたら早ぇし!!!
「なんでッ!?唐突すぎんだろ!!!!」
「ンなことより、とっとと走れ、赤也!!」
丸井センパイに手を引かれて、ただ、めちゃくちゃに走った。
そして、気付いた時には俺と丸井センパイ、仁王センパイと柳生センパイしかいなかった。
「巻いた、か?」
「みてーッスね」
「けれど、幸村くんたちとはぐれてしまいました」
「・・・探すっきゃないのう」
けど、その時、また仁王センパイのケータイが鳴った。柳生センパイがケータイを取り上げて壊したけど、やっぱり、着信音は鳴り続けた。
2007 12 08
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