「じゃ、ちょっと行ってくんね!赤也、赤也と離れて寂しいけど、すぐ戻ってくるからね!!」

「さっさと行け。んで、ぜってぇジャッカルセンパイ連れ戻して来い」



わざわざ第二被服室まで来て、でっけぇ鏡二枚も引っ張り出してきて、合わせ鏡を作ってやったんだ。
絶対に、ぜってぇ、ジャッカルセンパイを連れて帰ってこいよ!

あいつが鏡の前に立った時、丸井センパイがあいつの腕を掴んだ。
あいつは、露骨に顔をゆがめて丸井センパイを睨んだ。



「なぁ、マジでアイツ探してきてやってくれぃ。あんなんでも、俺のダブルスのパートナーだからな」

「・・・そんなの知らない。わたしは、赤也が連れ戻して来い、って言ったから探しに行くの。あんたの頼みなんか聞くわけないじゃん」

「お前ッ・・・!」

「殴りたきゃ殴れば?」



「丸井」



俺もあいつを殴ってやりたかったけど、幸村部長がそれを止めた。















じゃ、待っててね!・・・そこの人たち、わたしが帰ってくるまでに赤也になんかあったら、許さないからね?
2007 12 12
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