「へぇ、ちょっとはやるようになったじゃん」



は目の前で展開される戦いを見る。
先ほどまで縮こまっていたツナは、特殊弾により見事な復活を遂げた。
赤く輝く死ぬ気の炎、それはの目にもしっかりと映る。
対して骸も、最後の人間道を発動させた。
本人が最強と謳うとおり、その威力は凄まじい。
戦いはツナの超死ぬ気モード、骸の人間道発動により、いっそう激しいものとなった。

うずくものが、ある。
そういえば、戦いは中断させられたのではなかったか。
まだ、満足に戦っていないのではなかったか。
目の前では白熱した戦いが繰り広げられている。
何故自分はのんびりと観戦などしているのだろう。
さっきムクロを殺して、それで終わろうと決めたはずだ。



「いいね、楽しそう」



が笑い、立ち上がるとその前にリボーンが立ちはだかった。



「何する気だ」

「え、見てわかんない?ボクもあの中に混ざろうと思って」

「ツナの邪魔すんな」

「ボクとムクロが戦ってたのを邪魔したのはそっちでしょ?」

「この勝負、邪魔をすんならお前だって容赦しねーぞ」

「へぇ、おもしろいじゃん。ボクとやろうっての?」



足元に立つリボーンを見下しながら、は嘲笑する。
目の前に立つ長身のを見上げながら、リボーン微笑する。



「お前に俺の相手が務まるか?」

「キミにボクの相手が出来るかな?」






2008 01 27
  

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