けれどの狙いはリボーンではなかった。
バックでツナと戦っている骸、最初からは骸しか見ていなかった。
丁度リボーンとが戦おうとした瞬間、ツナと骸の決着はついていた。
にやり、の口角が上がる。
「今度は中断なんて野暮な真似はしないでよ、バンビーノ?」
リボーンがツナと骸の戦いの結果に気をとられていた刹那、骸がの糸に絡めとられた。
そのことにツナは驚き、リボーンは舌打ちする。
ツナはを睨みつけ、骸をこちらに寄越せといわんばかりに手を伸ばす。
「やめろ、もう決着はついた」
「キミとムクロの決着ね。ボクとムクロの勝負はまだついてないよ?」
「もう骸は戦えない」
「あ、そっか。もう、ちゃんと手加減してよね、ボンゴレ」
これじゃ戦ってもつまらない、とばかりには嘆息した。
改めてみてみれば骸はもう気絶しており、の糸に拘束され、ぐったりとしている。
はうーん、と少し考えるそぶりをして、何か思いついたのかぱっと顔を上げた。
「じゃあ殺しちゃおう。ボンゴレも仲間の仇打てたでしょ?よしよし、これで万事解決だね!後はボクに任せてよ、殺すのは慣れっこだからさ!」
「殺しはしない、殺すなんて許さない」
「どうして?自分のファミリーを傷つけて、喧嘩売ってきた奴なんだよ?」
「もう十分借りは返した。これで十分だ」
「ダメだよ、もっと厳しく生きなきゃ。それじゃボスの威厳もファミリーの威厳も保てない。ボンゴレは襲われても敵を殺さない馬鹿なファミリーだって思われて、そこに付け込まれる。ねぇ、ボンゴレ。ここでムクロを生かすのは優しさじゃない、甘えだよ。甘えはファミリーを危険に晒す。殺し無しで、奇麗事ばっかりで生きていける世界じゃないよ、ここは」
「そうかもしれない。けど、俺はまだ10代目と正式に決まったわけじゃない。それに、殺すだけが全てじゃない」
ツナの後ろにある扉が開き、復讐者が現れた。
無理やり感満載。
2008 03 15
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