ありがとうございました、と店員の声を後に、と哀川はカフェテラスを後にした。
適当に通りをぶらついて、並木道を歩く。
はらりと舞い落ちる葉に、木々の隙間から差し込む陽の光。
輝かしい容姿を持つ痩身壮美のと洗礼された美しさと雄雄しさを併せ持つ赤色の哀川が共に歩くと、それだけで絵になった。
道を歩く人々は通り行く二人を見ては振り返り、暫くその視線を奪われる。
「手でもつなぐ?」
「どうせならこうだろ」
差し出されたの手を今度は握る事無く腕を取り、哀川は自分の腕と絡める。
「風が気持ちいいな」
「気候が穏やかだからね」
(ミスタークレイジー)
2008 04 19
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