
お子さま行進曲
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羞恥に顔をゆがめるを見ながら、マルコは己の欲求が満たされるのを確かに感じていた。 を組み敷いているのは自分で、の顔をゆがめているのも自分で。 つまり、今のは完全にマルコだけのものだ。 日頃みんなに見せている表情ではない、マルコが作ったマルコ以外見たことのない。 羞恥に顔を赤くし、目をぎゅっと閉じて必死に恥ずかしいのを堪えている。 さらされた日に焼けた肢体、女ではなく少女としても小ぶりな胸、人間としても女としてもまだ未発達の身体も全部全部。 今この瞬間、間違いなくは自分のものだと思うとどうしようもなく興奮した。 が静かになったのを確認してから、そっと唇を離す。 はぁ、と熱い息が漏れたことに、自然と口角が上がった。 うっすらと開かれた目に愛しさを感じ、瞼に口づける。 恥部を触っていた手を止め、頬を撫でる。 頭の上でまとめていた手を、再び背中へ回してやる。 ぎゅっと力強くしがみついてきた。 「ま、まるこ…っ」 いつもとは違う、戸惑いの中にも艶やかさを含んだ声。 不安なのか、眉は八の字のままだ。 それでもこちらをすがるように見上げてくる。 目に映る自分同様、自分の事だけを考えていればいい。いや、それ以外考えられなくしてやりたい。 「なんだ」 「も、これいじょうは…だめ」 「いやか?」 「はずか、し…い、よ」 にも人並みに、羞恥心があるらしい。 人の最も弱い部分を触られることには、流石に羞恥を感じるか。 だからといって、やめる気はさらさらない。 胸を撫でて舐めてかじり、仕上げに吸ってやれば乳首が立つ。 幼いころからの経験上、弱い所をゆるやかに撫でてやると無意識下に声が出る。 女として機能しているに手を出さない道理がどこにあるのか。 虚ろだけど色気のある目でがマルコを見上げる。 不安の色が濃いのを瞼へのキスでなだめつつ、やめる気はさらさらないので手は動かす。 「や、はっ…。まるこ、だめっ」 「俺しか見ちゃいねェよい」 「で…も、」 「昔は風呂とか一緒に入っただろい。今更気にすんな」 元々頭の回転は鈍いし、自分の言うことはほぼ無条件で信じるだ。 信頼をいいように利用しているような気がするが、それを築いたのは自分だ。 正確には二人で、だけど。 「正直に答えろ、」 「う、ぁ。…んん」 ちゅ、と粘着質な音が響く。 「気持ちいいか?」 「ん、きもちい」 ← □ → 2011/02/23 |