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何も考えず、子供を抱いて眠った。
一緒に寝ることに若干の困惑を示した子供だったけれど、一度横になるとおとなしくなった。
電気を消すと驚いたようにびくりと震えたけれど、またわたしが隣に戻ると安心したような、それでいてどこか緊張したような面持になった。
子供は、無邪気なだけかと思っていたけれど、そうでないのだなぁ、と思った瞬間だった。
いろいろ、考え直させられる。
「おやすみ。不安があるだろうけど、ややこしいのは全部明日にしよう?」
「…うん」
「おやすみ」
二人でくっついて眠ると、温かかった。
わたしは子供が眠りにつくまで、ゆっくりとその背をなでていた。
2010/01/19
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